2011年10月
2011年10月26日
事業投資と不動産投資 昨日の続き
事業投資と不動産投資。(9月号)その2
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(昨日の続き)
ところが、今回、起こりうる急激なインフレは、現状の日本国内における経済活動で吸収できないペーパーマネーが齎すインフレである。残念ながら、過去と比して、このインフレを吸収できるだけの国内経済成長は期待できない。そればかりか、この円高によって、日本の産業の主軸である輸出企業は大きなダメージを受け、さらに国際競争力は減退し、海外に投資先を移転させざるを得ないから、今後も、雇用問題は解決せず、失業率は増大し、国民所得は上がらない。すると、対ドルに対抗して発行したハイパワードマネーは、健全な投資先を失い、結果、健全なマネーサプライは向上せず、その部分においては、かつてのバブル経済のように、貨幣価値は低下、実態的で安全な企業や不動産に投資資金が集中することになる。よく、「歴史は、繰り返される」と言われるが、私は「後で考えると、形を変えて歴史は繰り返されていた」と見ることができると考えている。
私自身、この不動産業には、昭和60年から執務している。従って、バブル経済の異常さを経験している。当時、投機マネーを扱っていなかったから、然程、良い思いもしていない代わりに、大きく損することもなかった。ただ、当時を振り返ってみると、事業の実態と関係ないマネーが経済の後押しをして、どこもかしこも景気がよかった。しかし、その時期は3年程で、その巨額なマジックマネーを使い果たしてしまった経済の損失を埋め合わせするのに20年近く掛かり、その後、リーマンショック、そして今回の震災である。かような疲弊を繰り返してきた日本経済において、日銀や政府が行ってきた政策を批判した所で、何の利益にもならない。
現状の日本経済ではリーマンショック以降、終戦後と変わりがなく、3・11東日本大震災、民主党の混乱政権によって、経済について国民やマスコミが麻痺している。原油価格などは、1990年代に1バレル当たり10から20ドルだったものが、今年、4月には110ドルを超えていて、急激な円高で掻き消されているが、このインフレは世界的な危機であって日本は国民も政府も、現実をもっと知るべきだろう。日本国民の金融資産は、その価値の低下によって財産を自然に目減りさせられることになる。同時に、あらゆる日本国内産業の事業規模は縮小し、淘汰の時期を迎えることになる。健全な事業も健全な不動産投資も、実は、マーケット自体が混乱期に入っており、冷静沈着な事業家、投資家が生き残って、利益を得る時代に突入している。その現状を踏まえて積極果敢に取り組んでいるところである。
<コメント>既に投資を行っている方も、特に首都圏ワンルームマンション投資の現状を担当者にお問合せ頂ければ、ブランドエリア購入のチャンスがあると思う。
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2011年10月25日
事業投資と不動産投資(倉橋レポート)
久しぶりに「倉橋レポート」を。
事業投資と不動産投資。(9月号)その1
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大変、ご無沙汰してしまい、本レポートを楽しみにして頂いている方には、本当に申し訳なく思っている。ただ、現在、3月の震災以降、現在行っている事業、そして不動産投資について、かつてないチャンスと見ており、一気に投資を進めている最中の為、少々、そちらに時間がとられている。
CFネッツグループにおいては、近隣某社の危機的状況から、現在、社員を増強し、住宅販売部門を強化して急激に市場の拡大を図ったり、この8月には、大阪支社を大阪駅前に移転し、サービス体制を強化。そして三浦市の三崎下町城ヶ島活性化プロジェクトも、この夏に向けて数多くのプロジェクトを推進し、城ヶ島の遊ヶ崎リゾートも、レストランの料理の質的向上とジャグジーの増設等のサービス向上を図ったりと、多方面で営業力強化を推進している。併せて、ブログ等でお知らせしたとおり、長野の複合店舗のホールディングカンパニー買収、当社で委託運営している「CF−1」では、首都圏のワンルームマンションを中心に買い増しを実施している。
私自身、投資家であり、実業家である。全財産を事業と不動産に投資している。自社株の殆どを保有し、自らの保有不動産のホールディング会社も不動産以外に不動産絡みの債権なども保有し続けているから、全財産の純資産価格は加速度的に上昇を続けている。これらの状況は、稼いだ現金を、事業と不動産に投資し、レバレッジをかけて投資してきた結果である。もちろんレバレッジをかけている以上、リスクも当然ある訳だが、現時点ではそのリスクはあまり感じられない。
先月、26日、米連邦準備理事会(FRB)は、私の予想通り、追加金融緩和策を躊躇し、9月の20日、21日に行われる米連邦市場公開委員会(FOMC)で協議するという発表を行った。これにより円対ドルでの円高は阻止できず、8月に日銀と政府が行った協調介入は、単純に13兆円を超える資金をドルに交換して損しただけになってしまった。今後、私の予想では、本レポートで、再三、お伝えしてきたハイパワードマネーが齎すインフレ傾向が続き、お金の価値は、知らず知らずに失われることになる。米経済では、既に、景気後退と物価上昇が同時に起こっており、これらの余波は世界中を駆け巡る。例えば金価格であるが、私がクライアントに金の現物を勧めた2001年頃には、当時、1グラム1040円だった。当時、25キロほど投資し、1340円で売ってしまったが、現在は、なんと4800円前後で、一時、5000円を越えようとする相場である。つまり、当時の5倍近い値上がりである。過去を見れば、終戦を迎える昭和20年以前は4円80銭、その後、終戦後17円に跳ね上がり、昭和26年には585円まで跳ね上がっている。たった6年で120倍を超えている。この根底にある原理は、為替本位制と資本主義経済による経済価格の歪みである。その後、ご承知の通り、昭和29年から、日本は高度成長を19年間遂げた訳だが、これは、貧しい日本の生活実態からなる消費活動が旺盛であり、併せて、昭和36年の池田内閣の所得倍増計画によって生じた過激なインフレで、ある意味、この価格高騰を健全な形で吸収ができた。
ところが・・・・・・。
続きは、明日へ
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2011年10月24日
金融経済での損失を、実体経済で補填する
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そして、本日は、朝から会議。
ん〜、そろそろ来年の準備。
来月から、港南台の本部のスペースを更に拡大し、新規事業部も動き出す。
それに伴い、全体の方針を決めて行かなければならず、もう少し縦断的に人が動けるようにすることで、更なるコンサルのサービスが拡大する。
という訳で、今日も朝礼を。
<CFネッツグループ 代表 倉橋隆行>
昨日一昨日は、今週末の三崎での痴陶人の食器販売イベントのための準備をしていた。いま、原価2・3000円のものが、以前のように7・8000円で売れるような時代ではなくなってきた。
価格は安いほうへどんどん低下していく。これは、実体経済と金融経済の乖離が進んでいる証拠だと思う。
リーマンショックで大きな損失が出た際に、損失の原因を作ったのは、破格の給与をとっていた金融関係者。しかし、その大きな損失の補填をしたのは、一般のアメリカ市民からの税金など。また国民の老後を支える年金にも大きな損失が出た。
実体経済の中で生計を立てる人にとって、今後年金支出は増え、税金も上がる。
この状況を踏まえ、われわれは自分たちで自分のみを守ていかなければならない。
我々が推奨する不動産投資は投資と名づけられているが実体経済に基づく商売。世界的な経済の動きにより注意を払い、どうするべきか各自考えて欲しい。
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2011年10月23日
昨晩遅く、大阪から帰宅。ん〜、大阪では・・・・・。
大阪で個別相談4件。皆さん、待ち望んでいてくれた。
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CFネッツには、大阪支社がある。
当然、日頃から個別相談を行っている。
ただ、私の個別相談会が入ると、いつも満席。
正直、私の個別相談と社員の個別相談と、あまり変わらないと思うが、何となく会ってみたくなるらしい。
「あ〜、テレビでみたまんまや」
「元気、もらいました」
「すっきり、しました」
いろいろと感想を頂き、すべての相談で方向性を示してきた。
ところで、昨日、新大阪で大阪に向う電車。
何と「女性専用車両」というのがあり、時間帯だけでなく、終日、女性専用車両があるらしい。
行列が空いていたので、危なく乗るところで、慌てて違う車両に乗り込んだ。
女性専用車両は、比較的空いているのに、隣の車両はかなり混んでいる。
「・・・・・・・」
しかも、この混んでいる車両に女性客が一杯乗っている。
こんなことなら、男性客専用車両も作ってもらいたいものだ、などと考えてしまう。
これって、何か意味があるのだろうか。
痴漢対策だとすると、男性客は何か女性客にしようとしているとでも思っているのか。
ん〜、理解に苦しむ。
東京にも、時間帯で同様な制限を設けている所もあるそうだが、せめて時間帯を決めて行ってもらいたいものだ。
危なく気付かずに、あの車両に乗り込もうとしてしまったわけだが、あのまま乗っていたら、どうなっていたのか。
「・・・・・・」
昨日、移動中の時間を使って、次回出版の原稿を書き出している。
出版依頼が2冊。
出版予定で検討中が1冊。
既に原稿を書き進めなければ、間に合わない。
本日、一日、自宅書斎で原稿を書き進める予定だ。
だいたい、私の本は原稿用紙換算で220枚程度。
普段、一日に10枚程度書くわけだが、すると22日間、1ヶ月かかる。
休みを取って、昼夜を問わず書き続けると、10日くらいで仕上がる。
多くの本を出版していると、何となく、経験則上、目安がたつから
「その内、本気で書けば間に合う」
などと、舐めた意識が生まれてしまうので、たまに、早めに準備をするようにしなければいけない。
小学生の宿題のようなものだ。
そんな訳で、今日は原稿を書いている。
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2011年10月22日
金融機関の融資、緩和される・・・・・。
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今日は、朝から大阪で個別相談。
その為、朝一から大阪に移動である。
そんな訳で、本日は朝礼を。
では。
<CFネッツグループ 代表 倉橋隆行 朝礼講和>
先週末は静岡で某金融機関行員向けにセミナーをしてきた。
私の考えでは、来年の3月からは不動産に対する融資はつきやすくなる。
なぜなら、地銀の融資先は限られており、有担保の融資先は、これまで以上に魅力的だから。
金融機関の上層部は金融監督庁からの天下りで、金融監督庁のいいなり。
それは、銀行の生き残り策としては最悪。
天下りの少ない金融機関にとっては、やはり有担保債権は融資先として有力な候補。
静岡では、別荘のリフォームにセカンドハウスローンを組むケースも多いというが、別荘の値段は下がったうえに、リフォーム代金などたかが知れている。
だから、都内や横浜の物件の不動産投資への融資というのは、魅力的に写るはず。
地方では、半分が空室などざらな状況で、空室対策の効果も薄い。
また、昨日お会いした方は、不動産業界の団体所属の上層部にいて、昨日の宅建試験についてこんなことを言っていた。
今年の宅建受験者は、20%も当日受験を辞退した人たちがいる、と。例年は10%程度だという。ひょっとしたら合格率ギリギリの人は合格の可能性もある。この辞退者の数というのは、不動産業界が就職先として不人気になったことの証しだと思う。
我々は、不動産コンサルタント会社として起業していてよかったと思う。
日本の人口が右肩下がりで減少する中で、建設不動産業界で生き残るのは、一部の優秀な人だけ。
だからこそ、我々は日々スキルを上げるよう努めて欲しい。