2005年12月23日
間違いだらけの賃貸管理 2
ハードルの高い契約条件
あまりハードルの高い契約条件を設定する管理会社に管理を任せておくと、新しい顧客がつきにくくなる可能性は高い。
たとえば、入居者募集に際し、はじめから「連帯保証人不要」と称して、部屋を探している顧客に選択肢をなくさせ、代りに「必ず、保証会社をつけなければならない」という不当な契約条件をつけている管理会社が結構ある。
そうなると、入居時にはこの保証会社が保証料の名目で賃料の数%とり、その額が50%となれば家賃が10万円ならば5万円、すなわち部屋を借りる時の初期予算が普通の契約よりも高く上乗せられるので、当然、入居希望者はそういう物件に対して敬遠しがちになってしまう。
その他、保証会社のほかにも、契約に際し、消毒費用、鍵の交換費用、あるいは消火器購入などを条件としているところもあり、それらの売上は、オーナーに関係なく概ね管理会社が取得している。
オーナーに無断で、こうしたハードルを付加し、契約寸前に説明するから顧客は「そんなものを負担できない」とはねつけられ、契約不成立になるケースが多くなっている。
これではオーナーにとってはマイナスとなる。
つまり、オーナーの知らないところで、換言すれば、まったく関係ないところで、顧客獲得チャンスを逃がしてしまっているわけである。
厳しい賃貸住宅市場の中で、そういった顧客にとって不当にハードルを高くした物件は、オーナーがいくら努力してもずっと空いた状態となっていることを知るべきである。
※次回は事例をご紹介します。
CFネッツの賃貸管理システムはこちらから
あまりハードルの高い契約条件を設定する管理会社に管理を任せておくと、新しい顧客がつきにくくなる可能性は高い。
たとえば、入居者募集に際し、はじめから「連帯保証人不要」と称して、部屋を探している顧客に選択肢をなくさせ、代りに「必ず、保証会社をつけなければならない」という不当な契約条件をつけている管理会社が結構ある。
そうなると、入居時にはこの保証会社が保証料の名目で賃料の数%とり、その額が50%となれば家賃が10万円ならば5万円、すなわち部屋を借りる時の初期予算が普通の契約よりも高く上乗せられるので、当然、入居希望者はそういう物件に対して敬遠しがちになってしまう。
その他、保証会社のほかにも、契約に際し、消毒費用、鍵の交換費用、あるいは消火器購入などを条件としているところもあり、それらの売上は、オーナーに関係なく概ね管理会社が取得している。
オーナーに無断で、こうしたハードルを付加し、契約寸前に説明するから顧客は「そんなものを負担できない」とはねつけられ、契約不成立になるケースが多くなっている。
これではオーナーにとってはマイナスとなる。
つまり、オーナーの知らないところで、換言すれば、まったく関係ないところで、顧客獲得チャンスを逃がしてしまっているわけである。
厳しい賃貸住宅市場の中で、そういった顧客にとって不当にハードルを高くした物件は、オーナーがいくら努力してもずっと空いた状態となっていることを知るべきである。
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