2008年02月25日
またもや、出張中!
結局、今も新幹線で移動中である。
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昨日、富山の講演を終え、懇親会のときに主催者の朝日不動産の社員から
「先生、飛行機が遅れているみたいですよ!」と、うれしそうに報告を受けた。「これなら、懇親会、最後までいれますよ。」
ん〜、確かにありがたい話のようだが、これから帰る身になれば、さしてありがたい話でもない。
7時10分の羽田行きが、8時40分に変更。
ま、いいか、と思って、ご案内のとおり、懇親会最後までお付き合いをした後、石橋社長自ら空港まで送っていただき、やれやれと空港でチェックインして飛行機を待った。
・・・・・・・・・・こない!
いつまでたっても、来ないばかりか、どんどん予定時刻は遅れ、挙句の果てに
「22時を超えて、出発のめどが立たない場合、欠航もありえますので、どうぞ、ご了承ください」
えっ?
ここまで待って、ゲートで待機しているのに、それはないでしょう?。と少々唖然としていたわけだが、すでに食料系の品物は売店にはなく、レストランもクローズだ。
まして、翌日は、結構重要な仕事がつかえている。
「何だ、こんなことなら新幹線で移動すればよかった!」とは、後の祭りである。
いまさら、石橋社長を呼び戻すこともできないから、運に任せるしか方法はない。
お土産屋さんで、つまみ系を物色して、うにの瓶詰めを買い、日本酒を飲んだが、さすがに、うにの瓶詰めを一本食べると、口の中はおかしくなる、ということを学習しながら、行列のできる法律相談などという番組を見ながら、飛行機を待つことになった。
「いま、羽田行きの飛行機は、羽田を出発しました!」
アナウンスの声は、多分、責められ続けて、快報をもとめていたのだろう声をあげていたので、ひょっとすると帰れるかもしれないとの期待をもち、すれすれ9時55分ころに飛行機は羽田に向けて飛んでくれた。
やれやれと、深夜に帰宅し、本日は、多忙な業務に終われ、今日こそは早めに帰って、ゆっくり風呂にでも入ろうと考えていたが
「社長、明日は6時30分ころの新幹線で大丈夫ですよ」不動産綜建の犀川が言う。明日は、大阪に出張であった。
「それって、朝だよな」あたりまえのような質問をしてしまった所
「間に合いますよ」犀川が言った。
駄目だ、間に合わない。
犀川は間に合うが、私は間に合わない。
そんなわけで、現在、新幹線の中で、このブログを書いている。
ちょっと早めに大阪入りして、居酒屋で食事でもしようと考えていたが、到着時刻は10時近くになる。
で、あれば、と、久しぶりに野毛界隈(最寄り駅は、JR京浜東北線「桜木町」か「関内」)で食事をしてから移動しよう!ということで、久しぶりに「横浜くじら屋」で食事をしてきた。
野毛界隈は、19歳で独立した際、社員をつれて、しょっちゅう飲み歩いた場所だが、現在は、かなり閉店箇所が増えて、活気が失われつつある。
私の行きつけの場所に限って、どんどん潰れている訳だが、その理由は、頑固さゆえに頑張り、採算度外視して経営しているから潰れてしまう。土地柄、高いものは売れない。
尾張屋の白子どうふも潰れたし、行きつけのバーも多数潰れた。
実は、この「横浜くじら屋」も、一度は閉店してしまったのだが、両親の心意気を感じた娘さんが引き継いでがんばっている。
もう、何年か前だが、ふらっと店の前を通ったとき、閉店したはずの「くじらや」に電気がともっており、懐かしさのあまり覗いてみたら、なんとくじら屋の親父さん自慢の服飾デザイナーの次女が店をやっているではないか。
昔話が弾み、熱燗を頼んで待つ瞬間、あろうことか、熱燗が爆発して、その娘さんが大怪我をしてしまい、救急車で運ばれていった。
しかたなしに、2〜3時間ばかり、くじら屋の店番をした経験がある。
結局、無事、店には帰ってきたのだが、その娘さんは、数年後、癌で倒れ、亡くなってしまった。
しばらく店は閉じたままだったが、ある日、復活した。
それは、次女から長女が店を引き継ぎ、営業を開始してくれたからだ。
すでに、30年も通っている店だから、潰すわけにはいかない。
私のできることは、どうせ野毛に行ったなら、必ず寄って帰ろうと心に決めて実行するしかなく、しょっちゅう顧客を連れて行って驚かせているわけだが、そんなわけで、本日も「横浜くじら屋」に寄ってきたわけである。
まず、この店のお勧めは「くじらのユッケ」。
私がこれを食べたときは「危なく、これを食わずに死ぬところだった!」と思ったくらい、旨い。
また、金曜日限定は、フライデーをかけた、くじらのフライ。
本日のお勧めは、なんと裏メニューのくじら焼き。
生で食べられる鯨肉を、自分で網焼きして食べるという絶品。
いやいや、皆さん、横浜にきたら、これらを食べなければいけない。
くじらのユッケ。これを食べずに死ぬ人がいると思うと不憫でならない。
お勧めは、5〜6人程度で行って、2階を占領し、赤軍派のアジトのように気ままに注文して、2階の冷蔵庫を空にするのが私のやり方。
また、夏場は、店の前の道路にビールケースを積んで、夕涼みをしながらユッケを肴にビールを飲む。しかし、これは、職業を変えてからは数年やっていない。
あとは、小さいカウンターだが、人見知りの激しいくじら屋の長女(今は女将さん?ママ?、ん〜、呼び方がわからない)との会話を楽しみながら、くじら料理を楽しむのが、粋。
土曜、日曜はやっていないし、家庭の事情があると店は閉めてしまうので、行くときは確認してから行っていただきたい。
今日は、私のほかに3人のお客さんが入っていたから、ちょっとホッとしたが、結構、くじらは高くつくから、昔のように大衆的なものではなくなってしまったのかもしれない。
でも、ビール、日本酒を飲んで、くじらユッケ、焼きくじら、つまみをとって、3500円。
決して高くはないと、私は思う。
安居酒屋が流行っているが、命がほしければ、極力、安全性の高い食品を食べなければならない。
ぜひ、寄ってやってもらいたい。
女将さん?は、最初、人見知りは激しいけれど、常連になると、本当は面白い人だ。
あ、そろそろ、名古屋に着く。
ん〜、寝る・・・・・・。
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