2008年03月29日
何か、まずい状況。
最近の事件を見聞きすると、何だか心が病んでいるのではないか?
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最近、未成年者の犯罪が堪えないが、これも経済に大きく影響を受けている結果である。
亡くなった尾崎豊の曲に、「15の夜」と言うのがあったが、意外に共鳴を感じていた。
私自身、中学生時代から年齢をごまかしてアルバイトをし、高校生時代も、数種類のアルバイトをしており、何をして将来、生きていくのかを模索していた。
学業は、理科と数学以外は全部駄目。工業高校だったせいもあり、実習の先生とは気があったが、国語、社会など、授業自体に信用すらできず、また英語のしゃべれない英語の教師に反発して、授業をボイコットしたことまであった。
剣道部では、実力もないくせにえばり散らしていた上級生とぶつかり、一年生対上級生の試合を申し込んで、全勝して上級生全員が退部。結局、私が部長を務める羽目になったりして、私自身はまっとうに高校生活を送っていたつもりだったが、はたから見ると危険分子のように見えたらしく、いろいろな所で妙なレッテルを貼られてしまった。
周囲には尊敬できるひとがいなく、アルバイト先にもあまり見当たらない。
アルバイト先に就職したことを仮定した収入は、とても生活できる金額ではなかった。
当時、公務員だった父の年収は800万円程度。多分、仕事では苦労していたのかもしれないが、夕方5時半ころには自宅に帰ってきて、近所の人たちに酒を振舞う生活。
休日も豊富で、長男の私は、上の姉などより待遇が良かったから、あちこち連れて歩かれた。
私のアルバイト先の社員の人たちは、きっと、3分の1か4分の1の所得しかなかったと思うが、朝早くから夜遅くまで働いており、その会社の社長は、いつも厳しい顔をしていた。
当然、父は公務員になることを勧めていたが、母は、公務員にだけにはなるなと、いつも言われており、自立することにあせっていた。
そんな事情があって、当時、コンピュータープログラマーを目指して、夜学に通いながら、アルバイトの延長線で、19歳のときに起業した訳だが、当時の精神状態を考えると、社会に不満をもち、将来に夢はなく、これといって尊敬できるひとは身近にいなかった。
もちろん父を、ある意味では尊敬していたが、人生という大きなスパンで考えられるほどではなかった。
結構、本なども読んだ。本田宗一郎や松下幸之助など、私から見れば架空のような人は尊敬できたが、身近な人ではない。
そんな中、リクルートの創業者も黎紅堂(れいこうどう)の創業者も、学生時代に起業しており、あ、そうか、学生時代に起業すれば、失敗なんて恐れなくていいんだ、などと勝手に思い込み、独立できたから今があるように思う。
多分、このときにチャレンジしていなかったとしたら、まったく違う人生を歩んでいたのではないかと考えると、なんか、ぞっとする。
プロフィールにご案内のとおり、国の政策で廃業せざるを得なくなったことも、はたから見れば不幸に見えたかもしれないが、いまを考えれば、最高の幸運であった。
人生とは、その場その場で、いろいろなことがあるが、これは、すべて良い方向に導かれているのだと考えれば、不幸などある訳ないし、悲観的な感情など生じないものだ。
私自身、教師に潰されそうになったし、近所の人たちにも妙なレッテルを貼られていたし、父親からも恥ずかしいとまでいわれたことがあった。
現在の若者は、多分、私以上に空虚な感情をもっているのではないか?
「人を殺せば、刑務所に入れる」
つまり、現実逃避以外に考えられない犯罪が増えており、欧米と変わらない空虚な社会的背景が後押しをしているように思えてならない。
加えて、テレビゲームなどのバーチャルの世界に没頭し、リアルな世界から乖離する環境から、リアルな思考回路が麻痺してしまっている。
このままでは、本当に、この国は駄目になってしまう。
政治の混迷も、誰が見ても討論にならず、反対するだけの理論は、問題の先送りをするだけで、なんら生産性もない。
馬鹿な大将、敵より怖い、とはよく言ったもので、馬鹿な政府と行政に国民は殺されてしまい、疲弊する経済の中で、若者の将来の夢を蝕んでいく。
こんなんで、本当に、いいの?
現在、来年度の新卒者を募集しているが、急遽、高校生も、インターンシップ、アルバイトを募集する。多感な時期をリアルな仕事で、本当の仕事の楽しみを身につけ、専門的知識を身につけさせようと考えている。
また、チャレンジ精神を現場で学ばせ、プロジェクト立案などのできるような人材に教育してゆきたい。
昨日、昼食にラーメンを食べに行った際、高校生が多数入ってきて、話す内容を聞いていて驚かされた。殆どが、テレビゲームの話で空虚なだけだ。
全部が、こんな奴らの筈はなく、学校や塾などで教えない教育をしてやろうかと、急に感じた。
当社の運営するホテル「城ヶ島 遊ヶ崎リゾート」では、高校生のアルバイトを採用している。知人の子息であるが、仕事の楽しみを覚えつつある。多分、先の高校生と同じ歳だと思うが、この時期にテレビゲームの攻略を覚えるより、事業の本質を学んだほうが、誰が考えても、良いに決まっている。
以前、私の卒業した高校に、当社のインターンシップの話をしに行ったことがあるが、検討した結果、教育委員会のお伺いで却下されたことがあったが、どいつもこいつも、である。
大人が子供の発達を無理やり規則で封じ、体裁だけの社会を作ろうとするからうまくいかないし、そもそもリアルな社会を知らない教師が生徒の指導をしようなどと考えることに無理がある。
もう、我慢できない!
高校生諸君!父兄の方々!
高校時代は、リアルな世界で学ぶ、学ばせる機会をお勧めする。
その中で不動産に興味のある志をもった高校生、インターンシップ、アルバイトを募集し、徹底的に教育したい。宅建の資格も、チャレンジさせる。
ぜひ、応募して頂きたい!不動産に関するリアルな仕事を教育してあげようと考えている。
思考回路の基本は 成功へのこころの科学をご覧ください!
高校生インターンシップの募集サイトはないが、採用情報はこちら
※高校生インターンシップ、アルバイトは港南台本部か城ヶ島が基本勤務先。
履歴書を下記に送付の上、面接して採用
〒234-0054 横浜市港南区港南台3-3-1 港南台214ビル407
【TEL】045-832-7440 【FAX】045-832-7452
飯塚、門倉まで
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この記事へのコメント
宅建、頑張ってください!FPも、宅建も、技術が中心にないと活用は難しいです。どちらで独立するにしても、数多く、仕事をこなすことをお勧めします。フィールドワークセミナーでは、お会いできるのを楽しみにしています。ぜひ、お声掛けください。
特に、当社の場合、コンサルタントの育成をしなければならず、コンサルタントとは技術面より人間性が重要なわけです。世の中にコンサルタント会社は山ほどありますが、本当の意味でのコンサルタント会社って、どれくらいあるのか、私自身、前職でコンサルタント会社のコンサルタントと意見が合わず、私の事業部だけ解任してしまったことがあります。その会社は、内部分裂してしまい、結果、コンサルタント会社の体をなさなくなってしまいました。
当社だけは、かような空虚な会社にするつもりはありません。実力あるコンサルタントは、人間性も備わるものです。その理解を社員一人ひとりの伝えてゆきたいと思っています。今後とも、よろしくお引き立てください!
自分も倉橋さんに近い事はしてましたが、
独立は出来ませんでした。
高校時代ゴルフショップ、ゴルフ練習場、ゴルフ場とバイトを掛け持ちしていた時に
たくさんの富裕層の方や社長さんに
かわいがってもらえたのが大きかったと
思います。将来何不自由なくゴルフが出来る大人になりたいと思いました。
逆に学校のテストは学年最下位、偏差値は30前後、将来ホームレスといわれた男は今やFPで夢の大家まであと少し。大阪のフィールドワークセミナーには参加するので、倉橋さんの技術
を少しでも盗んで帰りたいと思います。
今年絶対宅建合格して来年独立するぞーー。
自分が高校生のときに出会っていれば、ぜひにと参加したのに〜!!