2010年01月29日
CF主義。
CFは、カスタマーフォーカスの頭文字。
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最近、主義という言葉を聞かなくなった。
主義というのは、持ち続ける考え方であり、顧客第一主義とかいう言葉はよく聞くのであるが、継続して考え続けることなどの理念がなければ主義とはいえない。
当社の場合、社名にカスタマーフォーカスという主義を社名にしており、わかりやすい理念だと考えているわけだが、理念を貫く姿勢、継続させる仕組みは、簡単なものではない。
カスタマー、不特定多数の広い範囲の顧客に焦点を合わせたコンサルティングを行っているわけだが、クライアントはカスタマーの延長線上ではあるが、すべてを受け入れられるものではない。
それは、あくまで我々の考える主義主張は、公正で公平、均衡の取れたものでなくてはならないという、いわゆるCFネッツ流の主義があるからである。
他人の損失を利益にしたり、転売で利益を上げることもしない。
他の会社の仕事を奪うこともしないし、利益のために嘘などつかない。
主義をはずして利益を追求するのは簡単なことであるが、結局、長続きはできるものではない。
これは会社だけでなく、そこに働く社員も同様である。
物事の考え方で、当然、利益というものは必要であるが、利益至上主義、所得至上主義というのは、資本主義経済の中で、実は通用しない、ということが理解されつつある。
現在の日本経済の根幹的には、ものまね経済、社会主義的資本主義経済の反動が生じ、デフレスパイラルとなって落ち込んでいる。
このスパイラルの中で、どのように主義主張が通せるのか。
答えは簡単である。
カスタマーフォーカスの時代である。
世の中の価値観が変化する中、我々ができることも簡単なことである。
他の企業の真似などしないで、主義を貫き通すことである。
我々は、企業のために起業したのではない。
企てる業ではなく、正業を全うするために起業したのである。
我々は、今後も主義を貫こうと考えている。
虚業は簡単であるが、実業、正業を貫き通すことは、莫大な時間と労力が伴う。
ただし、虚業は簡単に崩壊するが、実業、正業は、どの時代にも成長を続けるものである。
CFネッツ流、CF主義。
取り急ぎ、全国で通用するかの実験中である。
明日は、金沢で講演。
明後日は、金沢で個別相談である。
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この記事へのコメント
いつもありがとうございます。こちらこそ、金沢を楽しんでいます。今後とも、よろしくお願いいたします!
金沢セミナー参加予定です。
先生の講演今から楽しみです。