2005年07月
2005年07月31日
成功へのこころの科学
会社は「紙」でできている。
だから「考え方」が重要である。
ひとも同様で、考え方が人生を支配しているのである。
五年前、最初に設立したのが、株式会社シー・エフ・ネッツ。
この会社は、不動産コンサルタントを主眼に立ち上げた。
不動産業本来の物件の仲介・販売を主業務とするのではなく、実務から法律の専門知識まで縦横的にアドバイスして、クライアントに利益を供与し、その報酬を受けるサービスシステムで、「コンサルタント会社だから、ふつうの不動産会社と違う」というコンセプトでスタートとさせた。
有限会社シー・エフ・ビルマネジメントは、土地、アパート、ビルなど、不動産を管理する会社である。
普通の会社と違うのは、通常の不動産管理会社では訴訟関係とかは自分たちでは、一切、リスクを負わないで、お金だけもらって成り立っているが、この会社では「お客さんの資産を管理している限り、自分たちで訴訟関係とか法的な手続きを取れる、そういった技術ノウハウをもっている管理会社である」というコンセプトを持っている。
マンスリーマンションの株式会社月極倶楽部はテレビコマーシャルで知られている会社と、関連会社のインターネット専門でやっている会社の二社ある。両社の基本コンセプトは、マンスリー(月貸し)、ウイークリー(週貸し)、リゾート(別荘地短期貸し)とも、中長期滞在型の居住空間を提供することによって、ユーザーに「安易に、簡単に、だれでも気楽に使える」サービスシステムで、これも考え方は明確になっている。月極倶楽部は現在、首都圏をエリアに、目下、全国展開の準備を進めている。
それから、有限会社不動産体系研究所は、リクルートさんのインターネットへコンテンツを提供し、「より使いやすいシステム構築する」ことがコンセプトとなっている。昨年、この不動産体系研究所は、組織構成を行い、不動産綜建研究所に名称変更を行い、ファイナンシャルプランナーと宅地建物取引主任者の資格試験受験研修を行なっている。
会社が考え方で出きているということは、「会社は紙っぺらで出きている」と言いかえることができる。
資本金や代表者等を紙に書いて登記するだけで、簡単に出き上がるのだ。
その実体はといえば、資本金という「お金」でテナントを借り、社員を集め、そして代表者(経営者)の考え方にそって、みんなで毎日努力することになる。よって、根底にある「会社は紙っぺらで出きている」という考えを、突き詰めると、その会社の経営者、すなわち社長の「考え方」が、具体的な事業戦略など全ての基本となる。さらに、その社長の考え方の源はどこにあるかというと、社長の「こころ」の中、人生に対する「こころの置き方」に依存するのである。
少し話がそれるが、人の考え方に対し、第三者がこの人は正しい、あの人は間違っている、と一概には決めつけられない。だから、その人から安易に出てくる言葉、すなわち表面的な意識にさほど気を使う必要はない。人の考え方(こころの置き方)で注目すべきは、人間の本心が現れる潜在意識(こころの奥)だ。それを、その人の言動(言葉)から見極めることである。
この潜在意識の中にどういう考え方が入っているかで、人間の行動は大きく変わってくるのである。
本件のテーマは、どういうものの考え方をしたら、企業も人も上手くいくのか、成功するのか、そこの部分を実践的に科学するのがテーマとなっている。
形は見えないが「あるもの」、「こころ」を、私の四五年の人生およびビジネス体験を通して自分流に科学した内容となっている。
共感を持てたら、今後の行動パターンの参考としてほしい!
「成功へのこころの科学」ホームページはこちらから
<CFネッツ不動産投資セミナーのご案内>
・投資上級 8/7(日)
・不動産とお金の話 8/28(日)
・不動産投資実践編 9/18(日)
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■ホームページ&ブログ等の製作担当者
■賃貸仲介、賃貸管理の経験者
詳細については、面談にてお打ち合わせさせていだきます。
あなたの経験を生かしてみませんか?
当社は、ちょっとかわった不動産コンサルタント会社ですが、
普通の不動産会社では得られない充実感を仕事の中で体感できると思います。
不動産の仕事は、クライアントの人生設計のお手伝いです。
相手に喜ばれて仕事をし、自らも喜べる仕事。
奥の深い、将来、自立した人生を送りたいと考える方は、ぜひ、ご応募ください。
将来、不動産コンサルタントを目指す方もぜひ!
http://www.cfnets.co.jp/top_head_foot/saiyou.shtml
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だから「考え方」が重要である。
ひとも同様で、考え方が人生を支配しているのである。
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不動産業本来の物件の仲介・販売を主業務とするのではなく、実務から法律の専門知識まで縦横的にアドバイスして、クライアントに利益を供与し、その報酬を受けるサービスシステムで、「コンサルタント会社だから、ふつうの不動産会社と違う」というコンセプトでスタートとさせた。
有限会社シー・エフ・ビルマネジメントは、土地、アパート、ビルなど、不動産を管理する会社である。
普通の会社と違うのは、通常の不動産管理会社では訴訟関係とかは自分たちでは、一切、リスクを負わないで、お金だけもらって成り立っているが、この会社では「お客さんの資産を管理している限り、自分たちで訴訟関係とか法的な手続きを取れる、そういった技術ノウハウをもっている管理会社である」というコンセプトを持っている。
マンスリーマンションの株式会社月極倶楽部はテレビコマーシャルで知られている会社と、関連会社のインターネット専門でやっている会社の二社ある。両社の基本コンセプトは、マンスリー(月貸し)、ウイークリー(週貸し)、リゾート(別荘地短期貸し)とも、中長期滞在型の居住空間を提供することによって、ユーザーに「安易に、簡単に、だれでも気楽に使える」サービスシステムで、これも考え方は明確になっている。月極倶楽部は現在、首都圏をエリアに、目下、全国展開の準備を進めている。
それから、有限会社不動産体系研究所は、リクルートさんのインターネットへコンテンツを提供し、「より使いやすいシステム構築する」ことがコンセプトとなっている。昨年、この不動産体系研究所は、組織構成を行い、不動産綜建研究所に名称変更を行い、ファイナンシャルプランナーと宅地建物取引主任者の資格試験受験研修を行なっている。
会社が考え方で出きているということは、「会社は紙っぺらで出きている」と言いかえることができる。
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その実体はといえば、資本金という「お金」でテナントを借り、社員を集め、そして代表者(経営者)の考え方にそって、みんなで毎日努力することになる。よって、根底にある「会社は紙っぺらで出きている」という考えを、突き詰めると、その会社の経営者、すなわち社長の「考え方」が、具体的な事業戦略など全ての基本となる。さらに、その社長の考え方の源はどこにあるかというと、社長の「こころ」の中、人生に対する「こころの置き方」に依存するのである。
少し話がそれるが、人の考え方に対し、第三者がこの人は正しい、あの人は間違っている、と一概には決めつけられない。だから、その人から安易に出てくる言葉、すなわち表面的な意識にさほど気を使う必要はない。人の考え方(こころの置き方)で注目すべきは、人間の本心が現れる潜在意識(こころの奥)だ。それを、その人の言動(言葉)から見極めることである。
この潜在意識の中にどういう考え方が入っているかで、人間の行動は大きく変わってくるのである。
本件のテーマは、どういうものの考え方をしたら、企業も人も上手くいくのか、成功するのか、そこの部分を実践的に科学するのがテーマとなっている。
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2005年07月30日
倉橋隆行の不動産投資講座 第23号
<中級講座>
中級講座では、不動産投資を計画するときの考え方を、具体的な事例を示して述べていきます。
だが、どうも、これから不動産投資をはじめようとする人たちの多くは、投資計画の考え方というより、なにより先に、物件そのものの良し悪しを聞きたいようです。
たしかに、物件の見た目の外観から内装、相場より価格が安いか高いか、利回りが良いかどうかなどは投資する人にとっては大事な判断材料です。
が、それらは付随的なもので、要はその建物がどのくらいの家賃を産み出してくれるのかにかかってきます。
だから、あの○×アパートとか、□▽マンションがどうかという個別的な良し悪しを
求めるものではありません。
言い換えれば、外観も内装も気に入らなくても良い。
価格が割高であっても、キャップレートが低くても、投資計画してみて、目的に合うようなものならば、合格なのです。
一口に言えば、不動産投資ではその物件より、投資計画の目的に合っているかどうかなのです。
初級講座で、投資する物件ついてもいろいろと述べてきましたが、それは、そうした条件にあった物件を特定して探すべきだと言っているわけではありません。
不動産投資はいかにリスクを少なくしてキャッシュフローを追い求めるかがキーポイントですから、物件そのものにこだわる必要はまったくありません。
物件そのものにこだわって「外観が現代的でエントランスが広くないと」「自分が住んでいる近くにある物件じゃないと」「どこどこの場所の」などとこだわっていると
投資効率の良い物件は逃げて行きます。
実際、われわれのような不動産投資の専門家は毎日、インターネット等で物件を探しまわっていますが、2000件見ても、そのうち物件そのものに魅力を感じて、掘り出し物だと思える物件は1件当たるかどうかです。
要するに、不動産投資の対象となる不動産がなんであっても、あなたが立てた計画、言い換えれば目的が達成されればいいわけで、物件自体は二の次の問題です。
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たしかに、物件の見た目の外観から内装、相場より価格が安いか高いか、利回りが良いかどうかなどは投資する人にとっては大事な判断材料です。
が、それらは付随的なもので、要はその建物がどのくらいの家賃を産み出してくれるのかにかかってきます。
だから、あの○×アパートとか、□▽マンションがどうかという個別的な良し悪しを
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言い換えれば、外観も内装も気に入らなくても良い。
価格が割高であっても、キャップレートが低くても、投資計画してみて、目的に合うようなものならば、合格なのです。
一口に言えば、不動産投資ではその物件より、投資計画の目的に合っているかどうかなのです。
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2005年07月29日
倉橋隆行の不動産投資講座 第22号
価格は政策に左右される 2
不動産投資の環境はどうかといいますと、売ったら損をするので投資物件の量は多くありませんが、バブル期以上に良くなっていると思います。
理由はひとつ、超低金利に尽きます。
今、投資物件の表面利回りと金融機関からのローン金利の乖離を見ると、信じられないくらい好機といえます。
私は、金利が6.8%で資金調達したこともありますが、今はどうでしょう、最低なら2.3%で借りられます。
たとえ、4.5%だとしても、表面利回りとは5%以上ある物件ばかりですから、立地条件や物件選びで大きな間違いをしてしまうか、それとも売り手に騙されるかしなければ、絶対と言い切れるほど失敗はしないはずです。
不動産は買える好機に買っておくのが良いに決まっています。
その時期が今現在、それも、あと数年しかないとみています。
ただし、リゾートマンションのようなレジャー用の物件は、避けておいたほうがよいでしょう。
日本では欧米諸国みたいに1ヶ月間の休暇を取れる国ではないので、投資物件としては(バブル期は会員制のリゾート物件が流行りましたが)リスクが高すぎます。
それから、今、出回っている投資物件の量が多くないといいましたが、それは、すでにバブルの後遺症から癒えてきたということです。
不良債権処理によって、平成6年ごろには、優良な物件が市場に多く売りに出されていましたが、それも一巡した模様で、今は、その時の加工したものが、再び売り出されている程度です。
だが、そうした物件は当時より価格面で割高になっているはずです。
また今のような低金利で資産デフレでは、投資物件のオーナーは売らないで所有していた方が得です。
私も投資した物件のなかには、今売ったら売買差損が出るものも少なくありません。
それと、多くの投資物件のオーナーは家賃が横ばいから下降気味だといっても、これほど低金利ならば、その分はカバーできると考えているはずです。
金利が上がれば家賃も上がるものですから、やはり、投資物件は買ったら目的を達成するまで売らないことが良いのかもしれません。
そうなると、投資物件が今後どんどん出てくることはあり得ません。
小さなパイの中で、優良な投資物件を見つけなければならない。
需要はあるのに、投資物件は少なく、当然、価格は上昇していきます。
部分的ですが、東京都内の物件はすでに上昇しているところが出ています。
不動産の価格を見通すには、GDP(国内総生産)の動きをみることです。
ふつう、GDPとインフレの動きは比較的近い。
しかし、昭和58年を100とすると、バブル期には地価が異常に上昇し、バブルが弾けると急降下しているのが分かります。
通常、地価を含めた不動産価格はGDP程度にインフレになっていくのが正常だと、みればいいのです。
そうすると、不動産価格は、平成12年のGDP183を基準にすると、その時点ではずっと下に位置していたものの、ここ数年前から急浮上しています。
要するに、今の資産デフレは回復し、不動産価格はGDP並に戻ろうとしているわけです。
この時期に不動産の投資物件を買っても、価格が下がる可能性はほとんどないと読んで良いでしょう。
不動産投資は、売って売買差益を求めるものではなく、買った投資物件の価格上昇を期待するものではありませんが、今はキャピタルロスの心配が少なくすむ時期なのは確かです。
ということは、不動産投資の好機です。
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不動産は買える好機に買っておくのが良いに決まっています。
その時期が今現在、それも、あと数年しかないとみています。
ただし、リゾートマンションのようなレジャー用の物件は、避けておいたほうがよいでしょう。
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それから、今、出回っている投資物件の量が多くないといいましたが、それは、すでにバブルの後遺症から癒えてきたということです。
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だが、そうした物件は当時より価格面で割高になっているはずです。
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2005年07月28日
成功へのこころの科学 1
成功への心の科学の背景
誰でも、自分の「心」が「体」と具合良く繋がり、ともに正しく機能していれば、ものごとで上手くいかないことはない。
たとえば、人間にとって、第一の財産といわれる健康を害し、死にかけた人が再起したという話を耳にしたことがあるけれど、それは「体」の見えない支援者となっている「心」が強かった、弱くなった「体」を「心」が支え切ったからじゃないのかと、私は思う。
では、成功とはどういうことかといえば現実社会(資本主義社会)に照らしてみると、この「心」と「体」に加え、「お金」がかかわってくる。つまり、「心」と「体」と「お金」、この三点セットが上手く絡み合うような形で、自己実現することである。それが成功者の証であると、私は考えている。
「お金」のことをいうと、すぐに拝金主義者とかで、品性の欠けた、何かいやらしい人間にみられやすいが、そうではない。
金銭的に困っている人を成功者といえるかどうか疑わしいということである。人生を「清く、貧しく、美しく」生きるという話しがあるが「清く、美しく」は共感できても、貧しさが人生に必要かといわれると疑問である。といって、貧乏だから不幸かというとそういうものでもない。ある程度の「お金(儲け)」は成功にはつきものだ、と言いたいのである。なかには大きな「お金」は持たず、やっと生計を立てられる程度の経済環境の中で、自分のやるべき目標に向かってに邁進し、成功した人もいる。私は、そういう人たちに対しては、素直に敬意を表することにしている。
日本経財界確立の立役者といわれる、故渋沢栄一は「お金」について、こう言い残している。
「金儲けを品のわるいことのように考えるのは、根本的に間違っている。しかし、儲けることに熱中しすぎると、品がわるくなるのも確かである。金儲けには品位を忘れぬようにしたい」。
「お金」のことはさておき、「心」が病むと、「体」の方もおかしくなる。
さきほど、健康は「心」の強さ、精神力で取り戻せると述べたが、はたして逆も真なりか?私は、オリンピック精神に反するが、「健全な体に健全な精神が宿る」と言うことは言い切れない。むしろ人間にとって一番大事なのは、精神、こころの置き方であると確信している。三点セットのリーダー格となる、この「心」の中をどのように科学したら、自分という一人の人間が自己実現するのか、そして、成功に結び付けられるかが大切なのである。
現に、事業をやっている人で、金の亡者になって会社を起こし、「お金」だけを追っかけて成功したものはいないし、また大きな組織内でも、地位をカサに権力を振りかざしてばかりいて、部下に尊敬されていない人を、成功者として認めることはまずないだろう。少なくとも、私の知る限り、ゆがんだ考え方で、行動している人は「心」が偏っていて、けっしてホンモノの成功者になれるものではない。こころを科学してバランス良くする必要がある人だと思っている。人間ばかりではなく、企業も人なり、会社もまた、考え方(経営者のこころの置き方=企業コンセプト)でできているといっても、決してオーバーな言い方ではない。
話は変わるが、私は今、七つの会社の経営者として社会に参画している。
ここで、その会社のコンセプト(大枠の考え方)を紹介しておきたい。
成功へのこころの科学のホームページはこちらから
誰でも、自分の「心」が「体」と具合良く繋がり、ともに正しく機能していれば、ものごとで上手くいかないことはない。
たとえば、人間にとって、第一の財産といわれる健康を害し、死にかけた人が再起したという話を耳にしたことがあるけれど、それは「体」の見えない支援者となっている「心」が強かった、弱くなった「体」を「心」が支え切ったからじゃないのかと、私は思う。
では、成功とはどういうことかといえば現実社会(資本主義社会)に照らしてみると、この「心」と「体」に加え、「お金」がかかわってくる。つまり、「心」と「体」と「お金」、この三点セットが上手く絡み合うような形で、自己実現することである。それが成功者の証であると、私は考えている。
「お金」のことをいうと、すぐに拝金主義者とかで、品性の欠けた、何かいやらしい人間にみられやすいが、そうではない。
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日本経財界確立の立役者といわれる、故渋沢栄一は「お金」について、こう言い残している。
「金儲けを品のわるいことのように考えるのは、根本的に間違っている。しかし、儲けることに熱中しすぎると、品がわるくなるのも確かである。金儲けには品位を忘れぬようにしたい」。
「お金」のことはさておき、「心」が病むと、「体」の方もおかしくなる。
さきほど、健康は「心」の強さ、精神力で取り戻せると述べたが、はたして逆も真なりか?私は、オリンピック精神に反するが、「健全な体に健全な精神が宿る」と言うことは言い切れない。むしろ人間にとって一番大事なのは、精神、こころの置き方であると確信している。三点セットのリーダー格となる、この「心」の中をどのように科学したら、自分という一人の人間が自己実現するのか、そして、成功に結び付けられるかが大切なのである。
現に、事業をやっている人で、金の亡者になって会社を起こし、「お金」だけを追っかけて成功したものはいないし、また大きな組織内でも、地位をカサに権力を振りかざしてばかりいて、部下に尊敬されていない人を、成功者として認めることはまずないだろう。少なくとも、私の知る限り、ゆがんだ考え方で、行動している人は「心」が偏っていて、けっしてホンモノの成功者になれるものではない。こころを科学してバランス良くする必要がある人だと思っている。人間ばかりではなく、企業も人なり、会社もまた、考え方(経営者のこころの置き方=企業コンセプト)でできているといっても、決してオーバーな言い方ではない。
話は変わるが、私は今、七つの会社の経営者として社会に参画している。
ここで、その会社のコンセプト(大枠の考え方)を紹介しておきたい。
成功へのこころの科学のホームページはこちらから
2005年07月27日
倉橋隆行の不動産投資講座 第21号
価格は政策に左右される
スーパーマーケットへ行けば120円で買えるペットボトルが、自動販売機で買うとだいたい30円高く150円になっています。
仮に、同じボトルを沙漠の真中で喉をからからにした人に売るとしたらいくらぐらい高く売れるでしょうか。
このように、ものの値段は需給バランスで決まります。
しかしながら、不動産価格は需給関係に加え、国や行政の税制改正や都市計画法の改正などの政策要因によって
大きく左右されます。
私も、この政策要因をつねに考えて投資計画を立てることにしています。
バブル勃発が典型的な例です。
発端は国のオフィス政策といえます。
当時、外国企業の東京進出がめざましく、「テナントのニーズが増えつづけているので、都内のオフィスが足りなくなる」ということを国が発表し、それをマスコミが大々的に報道し、住宅よりオフィス供給に不動産各社は力を入れ始め、まずオフィスバブルがはじまったのです。
賃貸マンションの入居者をたたき出してもオフィススペースの確保に不動産市場は沸き、国も買い換え特例をはじめとした税制改正などで後押しした。
そのために、地上げ屋が横行し、
ビル用地になるなら、なんでも買いあさった。
そして、オフィスビルの建設ラッシュ、当然東京の地価は急騰します。
その勢いは東京圏から地方圏へと広がり、商業地、住宅地のおかまいなくほぼ全国規模へ波及していったたわけです。
バブル全盛期には、サラリーマンが東京圏で住宅を購入しようとしても、年収の10倍以上出さなければでも
新築マンションが買えないほどつり上がりました。
それでも今買わないと一生家を買えないというマスコミのアナウンス効果もあり、高額なマンションや1戸建てが売れに売れました。
投資用のワンルームマンションもしかり、地方の投資物件もバブルに便乗して、熱海、伊豆あるいは新潟の湯沢などのリゾート地にある分譲マンションも億ションが珍しくありませんでした。
まさに国の政策要因によって、不動産市場の需給バランスが大きく崩れてしまったのです。
政策要因とは、まず政策の後押しがあり、需要が伸びる、当然ニーズに合わせて供給も増える、しかし、供給が需要に追いつかない、そこで需給バランスが崩れて、青天井のように地価(物件含め)は上昇一途となる、バブル期はそんな状況でした。
しかし、それが異常であることは明らかでした。
そして今度は、政策的に地価を沈静させようとして、監視区域規制の強化など地価抑制策を打ち出した。
極め付きは不動産等の融資枠を抑える総量規制と、急ブレーキ政策を敢行したわけです。
その結果、需給バランスは逆に崩れしまい、需要は横ばい・下降と下火に、買いあさった土地があり余り供給は過多となり、価格は下落、銀行は不動産業者や建設会社にはお金を貸さないので、市場は動かない、当然な成り行きとして、景気は減速し、あっという間にバブルが崩壊、不動産市場は天国から地獄に落ちてしまいました。
その数年後にはマスコミを大騒ぎさせた不良債権問題が輩出したわけです。
そして、景気低迷のまま10年余が経過したころから、また国は景気浮揚策を打ち出すことになりました。
土地の流動化を高めるために、監視区域規制を外したのをはじめ、金融面から税制面まであらゆる面で規制緩和の後押しをはじめたのです。
いわば土地の流動化のためならなんでもありといった感じに政策を見なおしました。
今の超低金利政策もその流れの一環といえます。
どこまでこの超低金利が続いていくのか分りませんが、私はあと数年とみています。
<CFネッツ不動産投資セミナーのご案内>
・猪俣淳の不動産投資塾 7/17(日)
・投資上級in恵比寿 8/7(日)
◆各種セミナーの詳細はこちらよりどうぞ↓
http://www.cfnets.co.jp/cfseminer/s_syousai/seminer.htm
スーパーマーケットへ行けば120円で買えるペットボトルが、自動販売機で買うとだいたい30円高く150円になっています。
仮に、同じボトルを沙漠の真中で喉をからからにした人に売るとしたらいくらぐらい高く売れるでしょうか。
このように、ものの値段は需給バランスで決まります。
しかしながら、不動産価格は需給関係に加え、国や行政の税制改正や都市計画法の改正などの政策要因によって
大きく左右されます。
私も、この政策要因をつねに考えて投資計画を立てることにしています。
バブル勃発が典型的な例です。
発端は国のオフィス政策といえます。
当時、外国企業の東京進出がめざましく、「テナントのニーズが増えつづけているので、都内のオフィスが足りなくなる」ということを国が発表し、それをマスコミが大々的に報道し、住宅よりオフィス供給に不動産各社は力を入れ始め、まずオフィスバブルがはじまったのです。
賃貸マンションの入居者をたたき出してもオフィススペースの確保に不動産市場は沸き、国も買い換え特例をはじめとした税制改正などで後押しした。
そのために、地上げ屋が横行し、
ビル用地になるなら、なんでも買いあさった。
そして、オフィスビルの建設ラッシュ、当然東京の地価は急騰します。
その勢いは東京圏から地方圏へと広がり、商業地、住宅地のおかまいなくほぼ全国規模へ波及していったたわけです。
バブル全盛期には、サラリーマンが東京圏で住宅を購入しようとしても、年収の10倍以上出さなければでも
新築マンションが買えないほどつり上がりました。
それでも今買わないと一生家を買えないというマスコミのアナウンス効果もあり、高額なマンションや1戸建てが売れに売れました。
投資用のワンルームマンションもしかり、地方の投資物件もバブルに便乗して、熱海、伊豆あるいは新潟の湯沢などのリゾート地にある分譲マンションも億ションが珍しくありませんでした。
まさに国の政策要因によって、不動産市場の需給バランスが大きく崩れてしまったのです。
政策要因とは、まず政策の後押しがあり、需要が伸びる、当然ニーズに合わせて供給も増える、しかし、供給が需要に追いつかない、そこで需給バランスが崩れて、青天井のように地価(物件含め)は上昇一途となる、バブル期はそんな状況でした。
しかし、それが異常であることは明らかでした。
そして今度は、政策的に地価を沈静させようとして、監視区域規制の強化など地価抑制策を打ち出した。
極め付きは不動産等の融資枠を抑える総量規制と、急ブレーキ政策を敢行したわけです。
その結果、需給バランスは逆に崩れしまい、需要は横ばい・下降と下火に、買いあさった土地があり余り供給は過多となり、価格は下落、銀行は不動産業者や建設会社にはお金を貸さないので、市場は動かない、当然な成り行きとして、景気は減速し、あっという間にバブルが崩壊、不動産市場は天国から地獄に落ちてしまいました。
その数年後にはマスコミを大騒ぎさせた不良債権問題が輩出したわけです。
そして、景気低迷のまま10年余が経過したころから、また国は景気浮揚策を打ち出すことになりました。
土地の流動化を高めるために、監視区域規制を外したのをはじめ、金融面から税制面まであらゆる面で規制緩和の後押しをはじめたのです。
いわば土地の流動化のためならなんでもありといった感じに政策を見なおしました。
今の超低金利政策もその流れの一環といえます。
どこまでこの超低金利が続いていくのか分りませんが、私はあと数年とみています。
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