2008年04月12日
取り込み詐欺! 巧妙な手口。
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「そんなことって、あるんですか?」 それは、まったく信じがたい出来事だった。
ちょっと気弱そうなクライアントの山田から、事件の概要を聞き出したときに思った率直な感想だった。
「これって、どうしようもないことなんでしょうか?」山田は、大手の上場企業に勤めるサラリーマンであるが、父が倒れ、地主の長男として生まれたことで、結局、父に代わって事件の処理をせざるを得なくなり、当職事務所に相談にやってきた。「これはもう、僕にはどうして良いのか分かりません」
これは、久しぶりに書き出した「不動産コンサルタント始末期」のくだりである。
多分、将来、小冊子にするつもりであるが、当社発行のメールマガジンにも掲載する。
本日現在、4829部の発行数です!
最近、不動産関係の詐欺事件が多発しており、この話も、事実に基づき執筆しているわけだが、同様の事件は3件、私自身が相談にのっている。
ただ、残念なことに、手遅れとなって手続きがとれない事件が2件、その内、1件だけが手続きが間に合ったわけだが、概ね3億円の土地の詐欺で、回収できたのは、たったの1500万円程度と、悲惨なことに変わりはない。
資産家は、狙われている。
これは、どんな時代にも同様であり、常に、自分の身になって考えてくれる相談相手は必要である。
トラブルは、起きてしまってからでは、解決するのに費用も気力も必要であり、ストレスとなってしまうものである。
たった1本、当社のコンサルタントに相談してくれていれば、そんなトラブルに巻き込まれることはない。
私のところには、常に、相談を持ち込むクライアントが多数いる。
敷地境界のトラブルや不法投棄のトラブル、宅地造成詐欺や金銭トラブルにいたるまで、いろいろと相談にのっているが、事前での対応で、その多くのトラブルは回避できるのである。
先日、こんな話があった。
「いま、田舎の植木屋がきていて、多分、20万円以上するような松を3万円で売ってくれるっていうんですけど、先生、どう思います」というものだ。
結構、この手の詐欺は増えている。
「では、持ってきて植えたところで支払いますって、言ってみてください!」
案の定、植木屋?じゃないと思うが、そそくさと帰って行った。先に金銭を要求して履行しない手口は、詐欺の常套手段である。
「この宅地は造成すれば、売却できる」といって宅地造成費用を騙し取るなども同様で、ちょっと考えれば分かるものの、相手方の言い分を真に受けてしまってお金を払ってしまうひとは意外に多い。
冷静に判断できる身近なコンサルタントって、必要だと思う。
気軽に、当社のコンサルタントにご相談いただきたい。
明日のセミナーの詳細はこちらまだ間に合います!
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