2008年04月13日
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やたら、日本全国を飛び回っているわけだが、これはこれで、気に入っている。
以前のフィールドで考えれば、首都圏を中心として活動し、講演などであちこち行っているだけだったが、加盟店組織の運営から、個別相談も行っているし、セミナー&フィールドワークセミナーなども行っているから、多方面で地域事情がわかって勉強になる。
先日、酪農の採算が合わないことから、酪農による生産者が激減、バターの製造ができない、などの話を聞いたが、これは、酪農ばかりか、農業にも同様な懸念がある。
5000坪の田に米を生産して、売り上げはせいぜい250万円。いろいろコストを差し引くと収入は200万円を割ってしまうという現実。
夫婦とか家族でこれを行っているわけだが、一人当たりの所得は100万円に満たない。
当然、後継者はおらず、農業を止めてしまう人は多い。
つまり主食である米の生産量が下がり、中国などの農産物の輸入量が減れば、食糧危機が起こらないとも限らない。
この飽食の時代にナンセンスだと思われるかもしれないが、酪農が縮小してバターが不足している事態を見れば、これは笑い事ではないのである。
現在、当社では、城ヶ島 遊びヶ崎リゾートというホテルを経営しているが、開業当時から米は生産農家から購入している。
今年からは、新潟コンサルティングデスクを開業したこともあって、新潟の生産者からも、高級米のコシヒカリ100%のものも定期購入している。
実は、本気で農業支援をしようと考えている。
もう、3年になるが、農家の土地を購入して、そばの会なるものを結成。名誉会長を務めている。
私自身は忙しくてほとんど参加できていないが、農地を耕し、蕎麦を植え、収穫して蕎麦打ちをして食す、というロハスな暮らしの応援をしているのだが、ここも、実は後継者がいない家庭で農業が継続できないことから、支援している状態なのだ。
このままで、この日本は大丈夫なのか。
官僚が進めてきた減反政策のために農家の規模は縮小。結局、採算性が悪化して農業自体が成り立たなくなってしまった。
年金についても、使いきりの政策で破綻させられ、支払ってきた年金額の恩恵は受けない。
医療制度は破綻するし、国民の税負担は増える一方で可処分所得は減少するから生活はさらに厳しい状態が続く。
こんな日本に、誰がしたのだろう。
そう考えると、いまさらながら、政府や国などあてにしないで自己防衛を行っていくしかないのである。
当社の会員数は、セミナー会員が2000人を超え、入居者の方が2200名、オーナー会であるプラチナ会員が450名、ゴールド会員が200名位いる。
この人たちが農業支援に理解してもらえれば、100人で1農家の収穫量を消費できることになる。
なんとか、真剣に考えなければ・・・・・・。
あ、そろそろ品川だ。
では、行ってきます!
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