2018年11月09日
やっぱり売るのをやめました!
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先日、私の妻が持っている都内の一等地のワンルームマンションの入居者が退去したので、実際に売却したらいくらになるかという査定をした。
ずいぶん前に買ったマンションなのだが、当時は利回りが合わないと言うことで、誰も買わなかったこのマンションは1400万円だった。
ただ場所的に一等地だったので、某芸能人の方に紹介したのだが、残念ながらその方も買わなかった。
そこで私としてはせっかくの話なので、私の妻に買わせることにしたのである。
面積は30平方メートル位ある。
夫婦で住むにはホテルのセミスイートルーム位な感じで、将来、都内に滞在する事情ができたときは、ここを活用しようと思っ考えていた。
実際、近隣の相場を照らし合わせてみると、なんと3000万円近くで売れると言うことがわかった。
そこで投資を確定するために売却をしようと考えて、妻に相談したところけんもほろろに断られた。
そもそもこの物件を購入する際には、老後の年金がわりにしようと購入したものであり、返済年数も短くしてあるから、あと数年でローンを終わることになる。
賃料も今では12万円程度で貸せると言うことなので、妻としては当初の目的を変える事は望まないと言う。
よく考えると本物件を売却して譲渡税を払って余ったお金で、首都圏に近いワンルームマンションを2つ買えたとしても賃料収入はそれほど変わらない。
つまり購入する物件も、価格はかなり上がってしまっているから、首都圏のマンションを売却してそれなりの地方の物件を買ったり、郊外のものに買い換えたしない限りはあまりメリットがない。
しかし、それが正しい選択かどうかは別の話。
今後、明らかに世の中はインフレモードに突入する。
またさらに二極化が進むことによって、地域の世帯所得は大きく変わることになる。
今回のように少し大きめのワンルームマンションは賃料が上がったり、首都圏の人口の増加するエリア、あるいは 企業が誘致できるエリアでは賃料が上がる。
それに反して人口が減り、企業が撤退するエリアでは賃料は下がることになる。
人生100年時代と言われている中で、確かに70歳位まで働ける事は働けるかもしれないが、それでも残り30年の資金繰りをつける事はなかなか難しい。
現在の日本国内の人たちは、デフレ経済に慣れてしまっているからインフレ懸念が気づかずにいる。
以前にもブログでお知らせしたかもしれないが、インフレタックスと言う言葉がある。
このインフレタックスとは、現在の国の年金支払い義務や借金を圧縮するために意図的にインフレを起こすのだが、これは国民にとって非常に厳しい現実を突きつけられることになる。
例えば現在の年金の支払い額が8万円とする。
向こう20年間で物価が倍になれば、その8万円は現在価格の4万円に等しい。
しかし国は約束通り8万円を支払うことになるから、債務不履行にはならない。
不動産投資の場合、やはりインフレと同時に賃料も上昇していくところを購入することが望ましい。
逆に賃料が下落する、あるいは人口減少で空室が増えるところは望ましくない。
また地価もインフレが生じた際に、上昇する所を購入する。
逆に地価の需要がなくなることにより、地価が下がるところには投資をしない。
これは、私のセミナーでも20年以上前に話していることであり、今もその考え方は変わらない。
ということで、やっぱり売るのはやめました。
では。
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