2019年01月27日
資産運用会社、業績悪化で人員削減。株式に偏った経済の結末。
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昨日の続きで、ロイターネタ。
[ロンドン/ニューヨーク 21日 ロイター] - 資産運用会社は金融市場の動揺で業績が悪化し、大手が相次いで人員削減計画を打ち出した。規制強化や技術向け投資でのコスト増も経営を圧迫しており、業界再編が一段と進みそうだ。
株価指数の多くは昨年、世界金融危機後で最悪の下げを記録し、他の金融資産も大半がマイナス圏に沈んだ。市場のこうした動きを受けて資産運用世界最大手のブラックロック(BLK.N)と3位のステート・ストリート(STT.N)は今月、人員削減を発表。ヘッジファンドのAQRやバリアズニー・キャピタルも人員を減らす方針だ。
上記はロイターに書かれた記事だが、日本でも資産運用会社というのがかなりある。
下記の図は、金融庁が行ったアンケート結果なのだが、 左側が損した分のグラフ、右側が得した分のグラフである。
多分、回答していない金融機関も多いと思うが、このグラフでは最下位は地方銀行、下から2番目がかなり大手の金融機関である。
これは最近、金融庁が個社の運用実績を可視化しようとの試みであるが、かようなグラフを見る限りでは、株式投資について、かなりのリスクを感じざるを得ない。
これらの人たちが厳しい結果しか出せないのに、これらを活用した年金積立金管理運用独立法人(GPIF)は本当に大丈夫なのだろうかと心配になる。
例えば、我々が日常に置き換えると、不動産投資のクライアントでは、この左側の人はまずいない。
直近のパフォーマンスでいえば、IRRで30%くらいは普通だし、CCRで6%は確実にいくから、明らかに不動産投資のほうが安全で有利だということが言える。
世界の常識から言わせてもらえば「不動産投資が一番リスクが低い」ということを日本人はまだまだ知らない。
あらためて考えると、資産運用でもっとも優れているのは、不動産投資なのだろう。
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2019年は、さらに金融機関の融資が厳しくなり、不動産投資の環境は悪化することが予想されます。また日本の人口減少、国民所得の減少、そして消費税増税による可処分所得が減少する中で、以前よりお伝えしている通り、不動産投資環境も二極化が進むことになると考えられます。
2018年に起こったスマートデイズとスルガ銀行の不正融資事件、その後に続く不祥事から、金融庁は不動産に対する融資について厳しい規制が発せられ、地方銀行はさらに厳しい状況に追いやられ、これらは直接的に不動産融資の市場を縮小させると考えられます。さらに日産自動車のゴーン会長の突然の逮捕と解任。上場企業の不安定さを露見した出来事です。
国際社会における日本の経済は、今後どうなってゆくのか。本講演は、日本のバブル経済の崩壊、その後の日本経済の低迷期、そして日本国内人口の変動による不動産ニーズの二極化を的確に予想し、現在、750億円を超える不動産運用管理を行うCFネッツグループ代表の倉橋隆行が新年を迎え、日本のマクロ経済予測と今後の不動産投資事情、そして金融事情から踏まえた投資スタンスまで、幅広い範囲を解りやすく解説させて頂きます。
併せて実業家としての実業における不動産投資と節税や、実業の中に不動産活用なども盛り込んだ内容となっておりますので、不動産投資に興味のある方から既に不動産投資を実践している方、そして実業として企業を経営している方まで、幅広くお楽しみ頂けます。今回の講演は「無料」となっております。ぜひ、年に一度の講演ですので、お時間のある方は、この機会にご参加ください。
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もっと、不動産投資が身近な資産運用に結びつくことを啓発してゆきたいと考えている。
では。
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