CFネッツグループ会長[公式]倉橋隆行「不動産のプロに学ぶ」最新情報ブログ!

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2019年01月31日

足元の景気拡大が高度成長期の「いざなぎ景気」を超えた?

誰もが、そんな実感がないのではないか。

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いざなぎ景気とは、昭和40年から45年まで続いた好景気。

私が小学校に入る年から5年間である。

この政府の発表をしている人たちは、私より年上だろうから、当時のことは知っていると思うが、現在とは大きく違う感覚のはずだ。

冷蔵庫、洗濯機、カラーテレビなどの家電製品は飛ぶように売れ、自動車もカローラやサニーといった大衆車が売れ続け、消費拡大、所得倍増など、当時を知っている人たちは、この政府の発表を苦笑して聞いていると思う。

私の家でも、どんどん生活家電が浸透してきて、電気屋が毎年、熱海の旅行に連れて行ってくれた。

また、当時、家庭にはお風呂がない家が普通で、あちこちの風呂屋があった。

私の家は借家だったが、田舎からおじいちゃんがやってきて、勝手に風呂場を増設してくれたから、風呂屋に行くのは小学生の低学年だけだったが、その内、一般家庭にも風呂場ができるようになり、生活は一転した。

また近所のおじさんが、サニークーペを買って、私たちをドライブに連れて行ってくれた。

そのころは、第一、当時の道路は舗装すらされていなかったが、みるみる道路は舗装され、街並みも一転することになったし、団地というものがどんどん建築された。

つまり、当時のいざなぎ景気は、国民の消費と海外の輸出で支えられていた景気だ。

現在のような混沌とした時代のものとは大きく違い、町中に活気があった時代である。

そもそも景気促進策は、消費の促進をしなければならなかったのに、消費税の導入という愚策を投じてしまった。

今年も増税するというから、さらに消費は冷え込むだろう。

国民の所得は、どんどん下がってきており、残業代も稼げない社会で、休日を増やしても消費に結びつくわけがない。

高額納税サラリーマンの経費を認めて、仕事に使うパソコンやスーツ、文房具などはどんどん買わせるとか、自己啓発のためのセミナーに参加する費用とか交通費を認めてやったり、家族旅行を福利厚生費で認めてやるとかすれば、消費はもっと促進されるはずである。

政府が赤字なのは、本来、納税義務を果たしている我々に責任はないはずだ。

今回の行政の不始末を見る限りでは、根底的な仕事に対する態度がなっていないのではないかと疑わざるを得ない。

そんなデータをもとに、消費税の増税に踏み切るとなれば、さらに失った20数年を、どんどん延長することになる。

いざなぎ景気の語源となった伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は、きっとお怒りだと思うが。



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2019年は、さらに金融機関の融資が厳しくなり、不動産投資の環境は悪化することが予想されます。また日本の人口減少、国民所得の減少、そして消費税増税による可処分所得が減少する中で、以前よりお伝えしている通り、不動産投資環境も二極化が進むことになると考えられます。

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この記事へのコメント

2. Posted by 倉橋   2019年01月31日 12:33
ありがとうございます。ちょっとリンクが多いのでしょうか?研究してみます!
1. Posted by マナ   2019年01月31日 09:03
いつもブログ楽しみにしています。
ランキングに協力しているので、もっと上がっていいはずと思うのです。
原因の一つとして、ページが少し重くて表示されるのに、結構時間がかかります。
それで待ちきれない人が、ランキングを押さないで帰ってしまうということはないでしょうか?

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【筆者のプロフィール】
1958年生まれ。CFネッツ代表取締役兼CFネッツグループ最高責任者であり、グループ企業十数社を率いる現役の実業家。20社を超える起業に携わり、複数の事業再生案件も成功させている。
また、自ら渡米して国際ライセンスのCPM(Certified Property Manager)を日本人で初めて取得しており、現IREN−JAPANの創生に携わり、2002年の会長に就任している。また、1993年(平成5年)には日本で初めてPMマニュアル「賃貸住宅仲介・管理の戦略・戦術と業務マニュアル」(環境企画)を執筆。当時は、まだ賃貸管理業務が体系化されていなかった時代に、契約書式や業務フローの効率化を発表。その後も3冊の業界向けマニュアル本を出版したことでプロパティマネジメントのエキスパートとして活躍し、日本全国で業界団体の講演などの活動が始まった。
1998年「賃貸トラブル110番」(にじゅういち出版)を出版。北野たけしさんの番組「ここが変だよ日本人」に出演し、その後、バラエティ番組にタレントとしても活動する。
2000年に日本で初めての不動産コンサルタント会社CFネッツを創業。不動産コンサルティング業界の第一人者であり、いまだグループ企業の創生を続けている。
不動産投資から不動産全般の法律問題、相続対策、建築コンサルティング等や、不動産業者向けの経営コンサルティングやシステム開発にも携わり、抜群の成果を誇る経営コンサルタントとしても活躍中。さらに執筆活動やテレビ、ラジオにも多数出演し、日本全国で講演なども行っている。
また、不動産投資家としても著名であり、2000年には日本で初めての不動産投資の著書「プロが教えるアッと驚く不動産投資」(住宅新報社刊)を出版し、「不動産投資成功の方程式」(朝日新聞出版社刊)など多くの著書も上梓している。
また澤田痴陶人の美術収集家でも知られ、澤田痴陶人美術館も所有運営し、「城ヶ島遊ヶ崎リゾート」「三崎港蔵」「六本木 遊ヶ崎」「三崎港ラーメン」「伊万里ちゃんぽん」などの飲食店の経営やプロデュースする美食家としても知られ、プロデュースした店舗がミシュランガイドに2店舗が掲載されている。
またユーチューブを活用したオンラインセミナーやCFネッツで行われている朝礼なども公開しており、多くのファンが存在する。
テレビ出演では「ここが変だよ日本人」「ジェネレーションジャングル」「ワールドビジネスサテライト」「ジョブチューン」「大人の歩き方」「ここが知りたい不動産」などに出演し、ラジオではFMヨコハマ「ここが知りたい不動産」にレギュラー出演している。  著書には「賃貸トラブル110番」「やっぱり不動産投資が一番」「不動産投資、成功の方程式」「お金に困らない人生設計」「損しない相続 遺言・相続税の正しい知識」「プロが教えるアッと驚く不動産投資」「馬鹿に効く薬」「生島ヒロシの相続一直線」「都市農地はこう変わる」「教訓」「賃貸トラブル解決の手続きと方法」「不動産投資 新プロの流儀」ほか多数。

CFネッツ ホームページ

1993年、「賃貸住宅仲介・管理の戦略・戦術と業務マニュアル」(環境企画)出版 その後、3冊のマニュアルを発表
1996年、社団法人 全国賃貸住宅経営協会横浜南部支部支部長に就任し、翌年、同協会の神奈川連合会の創設に伴い副会長に就任。
1998年、不動産業界に関するシンクタンクである不動産綜建研究所創設に伴い、取締役所長に就任。
1999年、総合的なウイークリー・マンスリー賃貸の運用会社である(株)月極倶楽部を創立、代表取締役に就任。
そして、ほぼ同時期に資産運用管理会社である株式会社CFネッツを創立し、代表取締役に就任する。
2001年、JREM国際CPM協会(現IREM−JAPAN) 副会長就任
2002年、JREM国際CPM協会(現IREM−JAPAN) 会長就任
2003年4月、IREM(全米不動産管理協会)より、CPM(公認不動産管理士 サーティファイド.プロパティマネージャー)の称号を取得。日本で初めての公式試験受験による取得者となる。
これまでに、株式会社南青山建築工房、株式会社日本テナントサービスなど、グループ会社18社、総社員数130名を超えるまでに成長させている。
また現在でも、不動産投資から不動産全般の法律問題、相続対策、建築コンサルティング等や、不動産業者向けの経営コンサルティングやシステム開発にも携わり、抜群の成果を誇る経営コンサルタントとしても活躍中。さらに執筆活動や日本全国で講演なども行っている。

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