2019年05月31日
地方の状況は、刻々と変化してきている。
↓ 本日も応援していただけるとありがたいです。
順位が上がる仕組みになっています。
まずは、応援の一押しを!
↓ をクリックしてください!
不動産投資ランキングへ
↑応援して頂くと更新の励みになります!
今週は、様々なイベントがあり、ブログの更新を怠ってしまった。
実は、昨日まで新潟県の「苗場」に行っていた。
かつて「私をスキーに連れてって」というバブル最盛期の映画になった舞台であり、現在の松任谷由実、昔の荒井由実のユーミンの歌が流れる、いささか雰囲気の良いスキーリゾートである。
私も昔はスキーにはまっていて、ここ苗場によく来たが、当時は月に2回くらいスキーに行くことがあり、この苗場は、私の若い時には、経済的なぜいたくな場所だった。
そんな思い出がある苗場であるが、10年くらい前にある方の破産管財人からの要望で、その方が持っていたリゾート物件をまとめて買い取ってくれとの話があり、4か所買い取って整理したのであるが、この苗場のマンションだけが売れなくて、仕方なく私が買って利用していた。
今年に入って、長野の出張が増えて、長野から移動してこのマンションに泊まることが多くなったことで、なにげなくネットを見ていると、なんと同じフロアの物件が売りに出ていた。
早速、不動産業者に問い合わせ、現地で確認すると、なんとうちの前。
即断即決で、買うことになった。
なんで今更、こんな場所に買うのかといわれたが、そもそも不動産の価値は、利用価値である。
確かに損得で物事を考えれば、損かもしれない。
毎月の管理費や修繕積立金が高いかもしれない。
そんなことを言い出せば、食事だって毎日ファーストフードを食べている人からすれば、なんでわざわざ高級料理店にいくのかがわからない、という話と一緒で、それを無駄というのか、豊かさというのかの違いである。
現在、様々な地域活性化事業に携わることになったのだが、問題は、そこにある。
地方では、働き方改革の余波で、商売がしにくくなり、おまけに人口が流出するから、地域サービス業は成り立たなくなってきた。
優秀な人材は、すこしでも給料の高いところに移動し、地元を捨てて移住する。
そして地元に残る人たちは、生活が困窮して、サービスも受けられなくなるから、満足なサービスが受けられなくなる。
おまけに消費税増税で、生活もぎりぎりの生活に陥るから、地元で商売する人たちも生活ができなくなり、廃業に追い込まれる。
自由経済を法律などでどんどん規制するから、人材マーケットが成り立たなくなってきている。
徒弟制度がなりたたず、楽に稼げる仕事が中心となり、丁稚奉公する人などいない。
そもそも、日本の文化を支えてきたのは、勤勉な徒弟制度があって成り立ってきた。
しかし今では、働き方改革の元、日本全国の地方は生活すらできなく、事業者もコストアップによる疲弊が生じてきて、やむなく閉店なんてことになってきている。
そんな中で、では、どうすればよいのか。
多少、所得のある人以上の人が満足できるサービスを提供して、ちゃんとコストを賄えるような事業形態を創生させなければならないのである。
今回、苗場。
前回は、草津や水上あたりも視察してみたが、これではだめだと思うことがたくさんあり、現在、私の行っている三浦半島の三崎下町城ケ島活性化事業の比ではない地域がたくさんある。
そう思っている最中に、今朝、テレビでやっていた「草津の湯長解雇」みたいなニュースが飛び込んできた。
※ニュースの詳細はこちら
湯治が医療行為に当たる可能性があるらしい。
昔から「馬鹿な大将、敵より怖い」とはよく言ったもので、いろんな事情を考慮したうえで取り決めるべきことを、町長判断で廃止するという、いかにも地方自治体にありがちな話題だ。
地方の長は、選挙で決めるわけだが、選挙で当選すると、だんだん偉くなった気になる人が多く、さらに身分を守るための保身に走りだす。
結局、組織というのは、企業でも同じなのだが、そうなってくると衰退を招くことになる。
これらの理屈が、わからない人が多すぎるのである。
日本全国、教育制度が変更され、競争意識が欠落し、日本国民総中流家庭などと言っている時代は終わり、二極化が進む中で貧困化は加速すると予想できる。
我々は、次のステップとして、現在の経験則を活用した地域活性化計画を実現してゆきたいと考えている。
さて、6月15日(土)に富山で講演を行うことになっている。
ここでは、マクロ経済の中での不動産の位置づけなどをお話しすることになっている。
東京、大阪講演を、お聴き逃しの方は、ぜひ富山までお越しください!
今後、さらに金融機関の融資が厳しくなり、不動産投資の環境は悪化することが予想されます。 |
※ 詳細はこちら
人気ブログランキング
↑ 人気ブログランキング10位以内へ!
応援のクリックをよろしく!
個別相談申し込みは 0120-177-213 まで。
倉橋の著書&DVDはこちら
不動産って、古くなったら価値が下がるのか?今後、首都圏で投資するには?
今年も無事に決算が終わりました!
歴史を塗り替える仕事。
フィナンシャルリテラシーの欠如(3)
また、やってしまった!
フィナンシャルリテラシーの欠如。その2
フィナンシャルリテラシーの欠如。
👇 なぜ、日本人は豊かにならないのか。
オンラインセミナーです!
【100名を超える会場が満員御礼となったセミナーが富山開催決定!】
今後の不動産市場で極めて少ないビジネスチャンスを掴む! ※今すぐお申し込みください!
750億円を超える不動産運用管理を行うCFネッツグループ代表の倉橋が、日本のマクロ経済予測と今後の不動産投資事情、そして金融事情から踏まえた投資スタンスまでを解りやすく解説します。まだまだ油断ができない不動産市場。その中から極めて少ないビジネスチャンスを掴みたい方は必見の内容です。どうぞ奮ってご参加ください。