2019年06月08日
プライドをもって、仕事に取り組む。
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※ 最近のオンラインセミナーはこちら昨日、横浜でIREMの総会が開催され、AMO（認定不動産管理会社）の授与式があった。当初、神奈川県の黒岩知事との対談番組の収録があり式には出られない予定だったが、式の時間が早まったので賞状をもらえた。その後、AMOの賞状を持って、黒岩知事の収録番組に行った。そこから戻ってきたらタイミングよくパーティーが始まる直前だった。すべてがうまく回り、結果的に知事との写真も撮れたのでよかった。
2001年にIREM JAPANの前身の協会を作った。自分は2002年に会長になったが、発足当時はほとんど自分の知り合いだった。CPMを取るにしても、海外へ行かないと取れないということだったので、参加者もとても少なく、自ら行くしかないと思った。しかし、何回行っても資格がもらえず、資格詐欺だと思ったこともあった。一緒にいっていたメンバーで間に入っていた人間にいつ資格が取れるのか聞いたが、その人は本当のことを言わなかった。「まだ日本人には与えられない」と言いながら裏で自分だけ申請していたことが後でわかった。（すでにこの人は協会とは関係ない人）結局、МPSA(CPM取得のための最終試験）に受からないと、免許がもらえないことが分かった。それでみんなに海外へ取りに行くように言ったら、反対された。募ったら７人で行くことになり、筆記試験に受かったのは６人、資格を取れたのが５人だった。この５人で資格を日本で普及させようということになった。
最初に資格を日本に持ってこようと思ったきっかけは、宅建も持っていない人が業務に携わっているケースが多かったから。昔は、会社に宅建の資格所有者が１人いれば10人まで雇うことができた。これは、大きな取引きをする上でおかしいということ。世界は、ブローカーの資格を持ってないとやっていけない。かつ、お互いに資格の価値を高め社会的な認知力を上げていかなければならない。CPМの権威付けは、業界の自分たちがやる。CPМは個人だが、AMOは会社。日本では現在６社。CFネッツの中にいろいろな人たちがいるが、全体が評価されたということ。会社全体が倫理観の高い企業として認定されたので、そういう意識をもって動かなければならないということ。
業務について最低必要なスキルを持ってもらいたいことと、AMOにふさわしい倫理観のある仕事をしてもらいたいということ。今の業界、CPМが2000人くらいになったときにガラっと変わると思う。問われているのは倫理。倫理を崩した人たちが業界を悪い方向へ持って行った。みんな苦しくなっているだけではなく、倒産に追いやられた会社もたくさんある。弁護士も税理士も倫理規定がある。不動産業界は倫理規定がない。だからまずい。もっとAMOに認定される会社を増やしていけば、業界が変わってくると思っている。黒岩知事に資格の説明をしたら、「それはもっと推進した方がいい」と言ってくれた。よく考えたら、近年は神奈川県で資格を取った人はみんな黒岩知事の知事免許。ウチの会社はAMOになった。仕事についてよく検討してください。営業部隊はみんな宅建免許持っており、神奈川県に登録されている。悪さをすれば免許をはく奪される。昨年、いろいろな事件があった。無資格の人が資格のある人の事業を駆逐する。ここは業界の中で襟を正していく。そういう意識を持って、気を付けて動いてもらいたい。
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