2019年07月19日
母親が、入院した。もう93歳である。
お見舞いに行ったところ、いよいよ寝たきりになるのではないかと心配していた。
![IMG_6123[1]](https://livedoor.blogimg.jp/cfnets/imgs/3/2/32a4999c.jpg)
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5,6年前の話。
親戚の結婚式に出席した際、会場の人が親切に車いすを用意してくれた。
その時に、一言。
「まったく、年寄り扱いして気分が悪い」
すでに85歳を過ぎているのだから、十分年寄りなのに、である。
そんな母が、熱を出して入院したというので、見舞いに行った。
すっかり元気がなく、熱は下がったが歩けないとのこと。
しばらく入院するということで、これは寝たきりになるのではないかと、いろいろなことを考えていた。
大正15年生まれだから、93歳。
これはもう、致し方ないと考えていたたところ、昨日、姉から連絡が。
「リハビリしたところ、歩けるようになった！」
とのこと。
お見舞いの際
「なんだ、本当に年寄りになっちゃったんじゃないの？車いす、必要ジャン」
といった一言が効いたらしい。
歩けなくなったら、大変だと、リハビリに力を入れているという。
昔、父親が入院した際、医師から足に血液が行っていないので片足を切断すると言われた。
その際に
「片足を切断するって言っているよ。このまま寝たきりで余生を過ごすのか、家に帰って酒でも飲んで死ぬのか、どっちがいい？」
と聞いたところ
「今すぐ退院するから、病院を説得してくれ」
ということで、病院には、家に帰って死んでも病院のせいにしないし、なんならどんな書類にもサインするから、すぐ退院させてほしいといって無理やり退院させた。
結果、家に帰って酒を飲みだしたところ、血行が良くなったのか血の巡りが良くなり、少しづつ歩きだし、犬の散歩をするようになり、そして家庭農園をするまで回復した。
気力は、大事だ。
気力が、すべてを良い方向に導いてくれる。
今日は、これからテレビ収録の打ち合わせ後、公益財団法人の国策研究会の会合に出かける。
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では。
親戚の結婚式に出席した際、会場の人が親切に車いすを用意してくれた。
その時に、一言。
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そんな母が、熱を出して入院したというので、見舞いに行った。
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「片足を切断するって言っているよ。このまま寝たきりで余生を過ごすのか、家に帰って酒でも飲んで死ぬのか、どっちがいい？」
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